開発課のササキです。
私は散らかっている部屋が嫌いではありません。
物が散乱していても、気にしないで過ごすことができるので、
自分で自分のことを楽な性分だと思っています。
でも、部屋や机を汚くしておきたいか?
そう聞かれたら、明確な理由を持ってNOと言います。
ユニコムの開発課に配属され、今はシステムの開発や改修に携わっています。
思うように開発が進まないもどかしさもありますが、先輩方のご指導をいただくことも多く、
日々の業務に充実感を感じています。
ユニコムのシステムを選んでくださったお客様の為に、どういう気持ちで開発課の仕事を行うべきか。
自分なりにそんなことを考えることがあります。
私は部屋や机が散らかっていたり、汚れていたりしても平気で、
綺麗さを保つのに過度に神経を使わなくても生きていける性分なのですが、
にも関わらず、自分の部屋や会社のデスクはなるべく綺麗な状態を保つように心がけています。
何故そうするのか。それにはまず、私の仕事内容を説明しなければなりません。
私の仕事は主にプログラミングをしています。
プログラムとは、システムを構成する為のアルファベットや数字の記述のことで、
それを新しく書いたり、既にある記述を書き直すことがプログラミングにあたります。
このプログラムは自分で全てを作るわけではなく、大きなシステムの一部を作ったり、
他の人が書いたプログラムを修正するといったことがほとんどです。
もし私が改行も簡略化もしていない、読み難いプログラムを作ってしまうと、
別の人が修正する時に私の記述の意図を理解するのに時間がかかってしまいます。
また、必要のないプログラムを記述してしまうと、コンピューターは律義に実行してしまって、
処理速度の低下や、不具合の原因になります。
つまりプログラミングは、なるべく綺麗で、簡潔な記述が好ましいのですが。
自分の部屋やデスクを綺麗にしようと心がけている理由は、まさにこの点にあります。
綺麗なプログラムは不具合が起きにくく直しやすい。
身の回りを綺麗に整頓しておくことで、物事を簡潔に整理する習慣をつける。
その結果として早い処理、早い修正が可能な、使い勝手の良いシステムを作りたい。
このような意図があり、自分の部屋や会社のデスクは綺麗な状態を保つように心がけています。