会社の有休奨励制度をきっかけに、家族で金沢・能登へ行ってきました。
「せっかくだから、シルバーウィークとつなげて休んじゃいましょう♪」と、上長も後押ししてくださり、快く送り出してくれました。子どもたちと相談して決めた、はじめての北陸旅行です。
金沢は、おいしくて楽しい街
金沢はコンパクトにまとまっていて、とても観光しやすい街でした。お楽しみはやっぱり海鮮。のどぐろに海鮮丼と、北陸の味を堪能しました。
1日目の昼はお寿司屋さんへ。息子は、いつも食べているエビとの違いに目を見開いて「おいしい!」。と何度もエビをおかわりしていました。
2日目の朝は、近江町市場で食べ歩きです。娘は甘エビやウニ、ほたてを買って、その場で立ち食い。市場ならではの楽しさを満喫しました。



おなかが満たされたあとは、「忍者寺」の名で知られる妙立寺へ。外から見ると普通の2階建てのお寺ですが、中はなんと「4階7層・23部屋・29の階段」。落とし穴に隠し階段、隠し扉と、仕掛けだらけです。外様大名だった前田家が、徳川幕府に攻められたときにお殿様を守れるよう工夫したお寺だそうです。
ガイドさんについて歩いていても、途中で今どこにいるのかわからなくなるほどでした。設計や構造が好きな息子は、すっかり夢中になっていました。

和倉温泉で見た、震災のその後
旅の後半は、能登の和倉温泉に泊まりました。
実は私は、能登半島地震のあと、会社から「かなざわっ子nikoniko倶楽部」さん(能登地区の子ども食堂も取りまとめている団体)へ寄付をした際、先方との連絡を担当しました。個人的にも能登の子ども食堂を支援することがあり、何かとご縁があります。
それもあって、能登のことはずっと気になっていました。震災のその後を自分の目で見て、現地でお金を使うことで少しでも復興の力になれたら。そんな思いで選んだ宿泊先です。
宿のフロントの方のお話では、21軒あった旅館のうち1軒は廃業し、現在営業を再開できているのは11軒。残りの9軒は、再開を目指して工事中とのこと。和倉温泉全体でも2028年3月に全旅館再開を目指していたそうですが、資材の高騰や調達の難しさから2029年3月に延びたそうです。
温泉街を歩くと、一見整って見える道にもでこぼこが残っていました。温泉街の奥へ進むほど地面は波打ち、傾いた建物をつっかえ棒で支えている旅館もありました。床が傾いたまま営業を続けている商店もありました。



震災から2年9か月がたった今も、まだまだ復興は道半ば。これからも気にかけて、応援していけたらなと思いました。
有休奨励制度と快く送り出してくれた職場のおかげで、家族で楽しい時間を過ごせました。
行ってみたかった金沢を満喫し、能登の今の姿にも一部ではありますがふれることができた旅でした。
和倉温泉がにぎわいを取り戻すその日まで、私にできることで応援を続けていきたいと思います。そしてまた、家族で泊まりに行けたらうれしいです。