こんにちは、代表のマチダです。
賃貸管理会社のホームページに、空き物件情報を自動掲載するべく、技術調査を進めています。WordPress(ホームページの基礎システム)の拡張機能を上手に組み合わせれば、9割の機能が実現可能であることが、ほんの数日でわかってきました。
「これならいけるぞっ!」
と調子にのっていたのですが、後日、のこり1割の機能が絶対に出来ないことがわかりました。どうしてもそれを実現したい場合は、WordPressの拡張機能(プラグイン)を自作するしかないとのこと。急に、話が難しくなってしまいました。
簡単に出来そうで、実は、難しい。
だから、空き物件情報の連動機能が廉価で提供されていないんだな~と思いました。
「よし、それなら、自分たちでつくってしまえ!」
ということで、右も左もわからないWordPressの拡張機能開発がはじまる予定です。
こういうリスクに挑戦できるのは、実は、自社で開発しているサービスだからです。
受託開発だったら、納期厳守ですので、未開未知の技術など怖くて手が出せません。結局、枯れた技術をつかってできる、その範囲での開発しかお約束できないという流れになりがちです。お客様に「納期は約束できません、機能が実現できるかも約束できません…」なんて言えないですからね。
自社サービス開発の場合は、出来上がった製品が他社製品より魅力的であることが大切です。そうしないと、市場での競争に勝てないですからね。だから、実績ある技術だけでは出来そうにないことでも、お客様のためになると信じる分野においては、挑戦していくことが必要になります。
そのリスクに打ち勝った結果、お客様に「そうそう、こういうことがしたかったんだよ」って言ってもらえることも、自社でサービスを開発する醍醐味のひとつだったりします。